■看護師なら経験している看護師あるある

20代の若い看護師たちは、たいていは病棟勤務で臨床経験を積んでいきます。
昨今、病棟には高齢者が入院していることが多いため、おじいちゃんおばあちゃんには慣れていて、身体介護も全く緊張しないけれど、逆に若い人が入院してくると緊張してしまうというのが、看護師あるあるの面白いところです。
また、入院病棟では吐しゃ物や排泄物を処理するのは看護師としての日常業務ですから、全く平気で片づけられるようになるのも、看護師としてのキャリアを着実に積んできている証拠といって良い、看護師あるあるでしょう。
さらに、おっとりした性格だった人も、病棟内を駆け回ることになる病棟看護師の仕事を続けているうちに、テキパキと無駄なく動くキビキビとした性格に変わり、オマケにちょっとキツい性格になってしまうというのも、これまた看護師の仕事が大変なゆえの看護師あるあるです。

■これが美容外科などの美容医療になるとどうなのか

美容皮膚科にしろ、様々な施術を行う美容クリニックにしろ、看護師としての仕事で多い採血などの処置は絶対に必要です。
そのため、これまでの一般病院での勤務で身に付いた、腕の血管を見ると採血しやすそうな場所をつい探してしまうといった看護師あるあるは、転職してからも続くと言えます。
一方で、これまで慣れ親しんできたおじいちゃんおばあちゃんではなく、急に若い患者さんへと年齢層が変わってどぎまぎしてしまうのが、美容医療に転職した看護師特有のあるあるかもしれません。
人気は高いものの求人数が少ないだけに、美容意識の高い看護師集団となり、互いに競い合う関係が生まれやすいのは、美容医療に転職した看護師だけが経験する看護師あるあるでしょう。

■美容外科といえども嬉しい看護師あるあるは共通

美容外科にやってくるのは病気の人ではなく、コンプレックスを抱えてやってくる人のため、心の病気を抱えた人といっても過言ではありません。
病気の人が元気になるために入院している中で、あなたが付いてくれて良かったと言われると看護師になって良かったと感じる看護師あるあるは、美容外科でも同じです。
手術や処置が上手くいって、きれいになったときの患者さんの顔は晴れ晴れとしていることでしょう。
美容医療とはいえ、やはりどうなるかはやってみないと分からないことから、晴れ晴れとした笑顔を見せる患者さんは出来栄えに満足し、やって良かったと思っているわけです。
そんな患者さんが看護師に向かって、不安を和らげるように配慮してくれてありがとうございましたなどと言ってくれたら、病気の患者さんから言われたときと同様に嬉しく感じるという点は、たとえ美容がメインであっても根本的には医療に携わる看護師だからこそのあるあるでしょう。

■美容外科に転職するときの看護師あるあるを気にする必要性

基本的には美容外科であろうと、一般の診療科であろうと看護の仕事はほぼ変わりません。
そのため、あるある要素はどちらも共通することが多くあります。
忙しい病棟勤務の中でキツい口調になる人やテキパキ無駄なく動くことが完全に身に付いてしまったという人は、温厚な口調で話し、あまりテキパキ動きすぎることはかえってよくないことに戸惑うという、美容外科ならではの看護師あるあるには注意が必要です。
ここは一般の医療機関とはちょっと違う、落ち着いた雰囲気を醸し出しながら看護の仕事をすべしということを常に忘れないように、頭に叩き込むことが最も大事な要素になるかもしれません。
それでいてオペのときはテキパキさが求められるとあって、両方をこなすのに慣れるまでが大変というのが、美容外科に転職した看護師が最も悩む、看護師あるあるかもしれません。

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