現役の美容外科医インタビュー企画 その1
一般病院から美容に興味があるがなかなか転科できずにいるドクターの先生方が多く、情報が閉鎖的であることが原因のひとつかと思いました。
今回、実際の美容クリニックで勤務されてる先生に、直接美容医療の実際のところをヒアリングしてみました。やりがいや楽しさ、美容医療に対しての想いを聞いてみました。
仕事は楽しいですか?
美容って意外に思うかもしれませんが、お客様からとても感謝されます。それが最もうれしいしやりがいだとおもいます。
総合病院の時、治して当たり前の雰囲気だし、三分診療で名前さえわからず終わる。毎週36時間働いていて、患者さんより体調が悪いときがありました。
どうして美容に進んだんですか?
→もともとは消火器外科でがんを治す医師を志しておりました。ですが実際には治せないことがほとんどで予後の説明ばかりでこれがしたいわけじゃない。予防が大切だと感じました。当時予防の医局などなく、どうしようか迷ってるときに美容を知りました。
お客さまがとても笑顔でスタッフの方々もとても楽しそうでした。
そのとき、わたしは医療で人々を幸せにしたいんだと気づきました。
それで美容医療にまず進んでみました。
周りの理解はありましたか??
家族、友人、先輩医師、オーベン、すべてに反対されました。
ただ、その時こう聞きました。美容クリニックいったことありますか?勤務したことありますか?
じゃあみんななかったんです。知らない人から反対されてるのは、心配の裏返しなんだなって。
なので、美容にすすんで思いっきり打ち込んで幸せな姿をみせようと決めました。
実際の美容外科はどうですか??
わたしは、美容医療とは、まさにアートだと思います。
美容師+医師みたいな。
センスとサービスが大切です。お客様の理想をできるだけ近づける。そしてプロとして+アルファで感動を与えるような。
楽しいですよ♪
あと、美容外科って楽して稼げると思ってる方がいるかもしれません。半分正解で半分間違いです。
正確には努力がそのままダイレクトに評価されるんです。
教授も医局もないんです。
お客様があなたを評価しますので、お客様から気に入られること、それだけを考えれば、いいんです。
美容医療に興味のある方にメッセージをお願いします。
一般の診療科と違い、なじみがなくイメージしづらいと思います。
美容医療のいいところは三つだと思います。
1. 幸せにする医療。
2. 努力が評価されやすい。
3. 働き方も自由
『百聞は一見に如かず』
なにはともわれ、あなたの目でしっかり見てみるのが一番だと思います。
人生は短いです。いろんなしがらみを一度振り払って、心の声を聴いてみてください。